ghost and tape
ghost and tape
夏から秋へと移ろう季節を想うとき、この音楽がゆっくりと流れ始める。
前作のデビューアルバムより2年、いまやSCHOLE秋の定番アーティストghost and tapeのセカンドアルバムがリリース。
セルフタイトルだったデビューアルバムの心地よいノイズの感触と、どこか朧げに見える景色の様な雰囲気そのままに、『Home』というタイトルどおり、温かな作品に仕上がっている。自身がコペンハーゲンとバルセロナに居住した経験が大きな影響を与えている今作のアルバム。オルゴールの様な可愛いらしい音から旅の始まりを告げるかのようにアルバムが始まり、異国の運河に沿って立ち並ぶカラフルな木造家屋さながら全体の統一感を崩す事無く、個性溢れる楽曲が展開される。アコースティックギターのメロディーが丁寧に繊細に重ねられ、心地よく響く中で、小気味良いノイズがリズムを刻み、まどろみを誘う。
マスタリングは12KのTaylor Deupree が担当。SCHOLEおなじみのPaniyolo、Sawakoのリミックス楽曲を含む全14曲入り。
夏から秋へと移ろう季節を想うとき、人々は新たな装いを、木々は葉を色づかせ、窓から入る光と風はやわらかな日だまりを作る。フイルム越しに見えるどこか懐かしくて温かい、いつかの帰り道にはghost and tapeの音楽がまたゆっくりと流れ始める。
01 enghave
02 istedgade
03 Pere IV
04 sankt hans torv
05 pisrenden
06 paloma
07 nebo
08 Taolin
09 poble nou
10 11pm
11 vesterbro
12 ravnsborg
13 Pere IV (Sawako remix)
14 sankt hans torv (Paniyolo remix)
SCH-024
4571256410241
September 15, 2012