Quentin Sirjacq
Quentin Sirjacq
親密な音楽の調べ。
光の揺らめきを題材にした本作。
時に踊るように、果ては慈しむように、ロマンティシズムに溢れた Quentin Sirjacq のピアノの調べが、波のように満ちては引いていく、あまりに美しい「明りの部屋」。
そこはかとなく揺らめき合う明りを眺めながら、身を委ねて沈んでしまいたくなるほどに、心の奥底に眠る美意識の湖畔へと誘っていく。
ピアニストとして、すでに Fred Frith や Joelle Leandre, William Winant の作品への参加、さらには、James Tenney や Steve Reich, Frederic Rzewski, Jose Maceda の作品にも関わり、作曲家としても、Bruno Bayen, Marion Bernoux, Richard Bean, Jacques Taroni 等と映画やテレビ、ドキュメンタリーの仕事を共にしているというフランスの若き巨匠。
音楽に身を委ねた後に残る、親密な心模様を感じられるような、パリからのささやかな贈り物。
※本作は、フランス国内にて2010年に発表された作品にボーナストラックを二曲追加、リマスタリングを施した国内盤となります。
01.Car je cherche le vide
02.Et le Noir
03.Et le nu
04.Mais les ténèbres sont elles-mêmes
05.Des Toiles Où Vivent
06.Jaillissant de mon oeil
07.Par milliers
08.Des êtres disparus
09.Aux regards familiers.
10.Obsession
11.Récit d’un désespoir banal*
12.Obsession II*
* bonus track
SCH-020
4571256410203
October 1, 2011